人生記憶

数あるサイトの中から訪問感謝いたします。私の人生の見つめ直し記録・記憶です。

不登校時代に見て影響を受けた映画

もしも、もしもだけど、

 

私が不登校時代を語って、今不登校に苦しんでいる子どもとか、

いたら、少し役に立てたらいいかなって思って

しばらくは、不登校時代にはまってたもの・ごとを

書きますね。

 

まずは、私は、この映画をみて元気になりました。

 

 

 

西の魔女が死んだ梨木香歩

 

ストーリのあらすじ

 

ワーキングマザーの母と単身赴任中の父と

都内で暮らす「まい」という中1の女の子

 

中学にあがってすぐ、学校に行けなくなった。

夏休みを利用して母方のイギリス人の祖母のもとで

1ヵ月間暮らすことにする。

 

ここから下はネタバレも含むので視聴したいと思ってる方は

お気をつけくださいませ。

 

ハーフの母自体も、ハーフだからって周りになじめず、浮いたりして

学生時代はつらかったそうだ。

なのでまいにも強く生きてほしいと思っている

 

以前NHKで特集を見たのだが、ハーフだからうらやましいとか

雑誌で「ハーフ顔」とかって特集を組むのは避けた方が良いそうだ。

 

ハーフでも英語圏ばかりではなく、フィリピン、アジア、アフリカ、ブラジルなど、

いろんな国の子どもが日本にいるのだから。

差別につながるらしい。

 

日本にすむ外国人、ハーフ、クウォーターは日本の文化で生きてる

日本の文化(特に学校の文化)に入ろうとしている人にとっては、

ハーフというアイデンティティは日本で生活するには邪魔らしい。

 

ハーフとかからかわれると傷つくらしい。

私たちが外国にいって、「イエロー」とか「アジア人とは仲良くしない」とか

いわれたら傷つくのと一緒だ。

 

その人の外見ではなく、内面。個性を認めて付き合おう。

 

ハーフの母が夫に電話して、まいの事を

「感受性が強くて育てにくい子」という

 

まいはその言葉を自室できいている。

 

このシーンを見て思ったのは、一つ屋根の下に住む家族は、

両親のけんか、子どもに対する一言。意外と聞いて考えたり感じたり

しています。なので、なるべく本人の自己肯定感を下げるような

マイナスな発言。は避けたほうが無難で夫婦の話し合いも、

子どもに極力きかれないように気を配る必要があるかなって思います

 

また、父親単身赴任だったので、母娘関係がうまくいってないと

密室で、辛い思いをするかなって思います。

 

私の場合は、父親単身赴任でも、

曾祖母とか、姉、祖父がいたので、

母とうまくいかなくても逃げ場がありました。

 

そんなことで、祖母のいる田舎のイングリッシュガーデンみたいな丘に

いくことになった、まいです。

 

祖母に

「魔女になるには、基本的な生活習慣。が大切。1日のスケジュールを紙に書き出してその通り実行する」

 

魔女修行を提案されます。

 

苦手なことも、魔女修行と思って取り組んだら楽しいかも。

って思いました。

 

私も祖母に口酸っぱく「夜更かしはだめ早寝早起き朝ご飯」が大切

っていわれてました。

 

それを実行できるようになったのは、大学生で一人暮らしはじめた

くらいですかね・・・。

 

今も、夜型ではあります。

夜型人間もいていいんだと思いますが、

自然の生態系にはしたがったり、夜型人間は太りやすいので

健康に気をつけないとですね。。。

 

この祖母との魔女修行で、まいは少し強くなり、父親の単身赴任先で

母親と3人で暮らすことになって、まいは中学を転校。中学を無事に卒業します。

 

祖母は、病気を隠しており、劇中で亡くなってしまいます。

 

祖母はまいに、「死んだら肉体とおさらばして魂だけ残るのよ」

 

といいます。

 

祖母の魂はまいと一緒です。

まいの成長を祖母は見守ってくれているでしょう。

 

最後、母親も泣き出すところが、

クールで冷徹そうに見える母ですが、母も血の通った人間なんだな。

と感じさせる。名シーンです。

 

 

私は当時、この映画で、少し見終わった後、元気になりました。

 

不登校で悩むのは自分だけじゃなくて、みんな悩んでるんだな。

と思えたからでしょうか。

 

少し昔の映画ですがよかったら見てみてください。

 

Ruriha